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住宅展示場のからくり   とは?

現場見学会と住宅展示場には、どちらにも特徴があります。

あなたが 「何を見たいのか?」 
「何が知りたいのか?」 見学する目的を決めて選んでください。
アンパンマンと遊んだり、テレビ番組の 「有名人のお宅拝見」
「お金持ちの豪邸訪問」みたいな素敵な家を見たいのなら
住宅展示場へ出掛けるほうがいいでしょう。

ただ、あなたの家づくりにはあまり参考になりません。
なぜなら、住宅展示場の金額はあなたが考えている金額の何倍も
かけた現実離れした家だからです。

住宅展示場は、モデルハウスというだけあって、あくまでも 
「ファッションモデル」別名 「大人のテーマパーク」と言われています。
これが現実では決してありません。

住宅展示場のモデルハウスは高級仕様で作られている場合が
ほとんどです。「実際に坪40万円から」 と書いてあっても、
その予算で建てられる住宅は展示していません。
一番いい家を展示場にしておくと、当然お客様の目も
その高級仕様になれてしまいます。

ですから、後に標準仕様の部材を見せられても、
とても貧弱に見えるのです。
そうなると「ちょっと高くても、良いものをつけておこう」
ということになります。
住宅メーカーの思惑どおり、価格もはね上がるということです。

住宅展示場に行ったら、 「この家は標準仕様ですか?」 
と確認してください。

実際、展示場の家は坪数もかなり大きく70坪~80坪の家が多く、
同時に「標準仕様」ではなく、「高級仕様」に作られている場合が
多いのです。
カタログや公告宣伝と同様に「紛らわしい」という表現がピッタリです。

住宅展示場を建てるのに数千万円、さらに年間の維持費が数千万円。
豪華なカタログやプラン集、さらに広告宣伝費がざっと
数千万円かかっています。

スーパー営業マンといっても、単純に言ってしまえば、
ただのサラリーマンです。
このギャップは営業マンにはどうすることもできないのです。

最終的に 「家」 ではなく、「自分」 を売り込めば売れると考え
実行するのです。
セールステクニックを学び、人間関係を構築することをすべてと
考えて頑張るのです。

でもそこで、展示場に入ってきたお客様と親しくなりかけた時、
こう質問されてしまう。

 

さて、その質問とは?

ご夫婦:「この家は標準仕様ですか?」
スーパー営業マン : 「いや、この家はあくまで皆さんにご覧いただくために・・・」
ご夫婦 : 「そうですか。最高級のグレードなのですか。それなら80年もちますか?」 
スーパー営業マン : 「いや~80年はちょっと無理かと・・・」

ご夫婦 : 「でも、垂れ幕には高耐久って書いてありましたが・・・」 
スーパー営業マン : 「いや~お客様、日本の場合はだいたい30年ぐらいを基準に・・・」

     これが家づくりの現実だ。

 この時、このご夫婦の奥さんは心の中で考えるのです。

「え?30年しかもたないの?」 「ちょっと待って。30年しかもたないということは、
今私が36才だから、
家がダメになるときは私がちょうど66才。
旦那は4つ年上だから70才。

ちょっと待って、私はその後どこに住めばいいの?」      

そしてこの時、家づくりの現実をはじめて知るのです。

 

なぜ、どこの展示場もそうなのでしょうか

それは、あなたの夢をできるだけ膨らませて、健全な資金計画ではなく、
将来に不安が残る無理な資金計画で話を勧めるために、少しでも、
オプション工事を増やすために、特別仕様でオプションだらけの
モデルハウスを見せているのです。

目の保養にはいいかもしれませんが、具体的に検討を進めたいのであれば、
時間の無駄ですね。
展示場の罠(わな)にはくれぐれもご用心を。

しかし、家具や小物のセンス、壁紙やカーテンなどのカラーコーディネイトの
仕方、洗練された若くてかっこいい営業マンの接客マナー
「最高の笑顔のいらっしゃいませ」
を体感したいというのであれば、出掛ける価値があるかもしれません。
また、アンパンマンと遊びたい方、景品が欲しい方は出掛けてみてください。
所詮「大人のテーマパーク」なのですから。

現場見学会へ出掛けよう

そういう目的ではなくて、
「自分の建てる家の間取りの参考にしたい」                                      
「自分が建てる家と同じくらいの広さの家を体感したい」 
「自分が建てる家と同じくらいの金額の家がどんな雰囲気を知りたい」
「自分が建てる家の仕上がる前の骨組みが見てみたい」
「自分が建てる家と同じくらいの金額の家の最新の設備が知りたい」                                                           

などの目的で出掛けるならば展示場ではなく、
必ず現場見学会に出掛けてください。
あなたが家づくりで失敗しないためには、あなたと同じような普通の方が、
実際に建てた家を見る必要があるのです。                                           

住宅展示場はいつでも見ることができます。
しかし、現場見学会の開催は週末2日くらいがほとんどです。
いつ、どこでやるかは新聞の折込チラシやタウン誌の公告欄などを
注意してみておく必要があります。
新聞を購読していない方は家づくりを成功させるための必要経費と考えて
購読することをお勧めします。

現場見学会の目的を絞り込んで、出掛ける価値があるどうかを
判断して下さい。

 

 

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